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実運送体制管理簿の基礎知識

実運送体制管理簿は、元請事業者が実際に運送した事業者と委託の階層を把握するための帳簿です。運送番頭では、日々の案件・委託・配車情報から確認用の一覧を作り、対象の拠点では法定の完成版の確定・交付まで記録できます。

  • 対象: 真荷主から引き受けた1.5トン以上の貨物について、運送の全部または一部をほかの貨物自動車運送事業者へ委託した場合が基本です。
  • 作成する事業者: 真荷主から運送を引き受けた元請事業者です。2026年4月1日からは、元請となる貨物利用運送事業者にも対象が拡大されています。
  • 記載事項: 実運送事業者の商号または名称、貨物の内容と運送区間、請負階層を記録します。
  • 保存期間: 対象となる運送の完了日から1年間、営業所に備え置きます。

実運送体制管理簿の画面は2つに分かれています。

  • 運送実績を確認: 登録された案件、委託のつながり、配車情報をもとに、拠点と積込日の期間ごとの確認用一覧を表示します。実運送事業者、運送区間、請負階層、車番、ドライバー名などを確認し、CSVで出力できます。手順は運送実績と実運送体制を確認・出力するを参照してください。
  • 法定管理簿を作成・交付: 案件ごとに法定項目を確認し、完成版の確定、真荷主への交付、訂正を記録します。拠点ごとに有効化されるため、表示されない拠点もあります。詳しくは法定管理簿の作成と交付を参照してください。

いずれの画面も、実運送事業者に該当するかどうかや、1.5トン以上の対象運送かどうかを自動で確定するものではありません。

  • 委託先へ元請の連絡先、真荷主の名称、請負階層を伝え、実運送事業者の情報が元請まで戻る流れを整えます。
  • 案件の貨物重量、真荷主、運送区間、委託先を日々の業務で登録します。
  • 未確認や不足ありと表示された項目は、関係する取引先へ確認して補います。回答が得られない場合は、確認記録を残したうえで完成版へ進めます。
  • 運送番頭を利用していない委託先は、実運送会社として手入力で登録できます。
  • 運送実績を確認の一覧とCSVは確認用です。保存・交付・修正履歴を含む法令対応の正本ではありません。
  • 法定管理簿を作成・交付は、作成・確定・交付を支援する機能です。入力内容の正確性や法令上の該当性を自動保証しません。
  • 対象となる事業者や運送は個別の取引条件で異なります。国土交通省の改正貨物自動車運送事業法の案内など、最新の法令・行政資料を確認してください。

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最終更新日: